スポーツとしての囲碁の国際化とドーピング検査。
○ マインド・スポーツとして定着しつつある世界の囲碁界の流れに、日本
だけ手を拱いているわけにはいきません。この4月には(財)日本棋院・
(財)関西棋院・(財)日本ペア碁協会が新団体「全日本囲碁連合」を設立
して、JOC(日本オリンピック委員会)に加盟申請し、加盟団体の承認を
受けました。
● これで種目として囲碁のある国際スポーツ大会に参加する国内的
地ならし(整備)はできたわけです。先日、11月のアジア大会にむけて
出場予定の有力選手に対する体力測定が行なわれ、囲碁の女性棋士
も参加し体力測定のほかに尿検査も受けたそうです。
○ どんなスポーツ競技であれ、精神面の集中が大切なことは言を俟ち
ません。囲碁でも、先の手を読むために精神・神経を集中させるべく
薬物に依存する人が現れる可能性は否定できません。試合後冷たい
検査員の目を気にし乍、採尿検査を受けなければならない。そういう
国際化された時代が到来したのだと割り切らざるを得ません。
おわり
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