「耳障りの良い・・」は、日本語の表現としてもう認めてよいのか。
2024 (令和6年) 9月 13日 (金)
「耳障りの良い・・」は、日本語の表現として
もう認めてよいか。
〇 昨日午後1時からの①NHKTVで放送された自民党総
裁選候補9人の演説の中で、後の方で出た60歳代の候
補者が、「耳障りの良い事を言って・・」と肯定的に表現
してゐた。
〇 小生(86歳)としては、演説してゐる候補者の知性
を疑ひたくなるのだが、当方の考へが古いのだらうか。
普通、「耳障りな話・・」とか「耳障りな事を言って
・・」と否定的な表現に使用するのが成人として普通で
ある。
〇 「目障りの良い・・」も時々使はれてゐる。「目障り」
は 辞典では「見るのに邪魔になること」と説明されて
ゐる。
〇 数年前、国会議員が議会の質問で、「耳障り」を肯定
的な表現として発言してゐたが、日本語の使用は慎重で
あるべきと思った。議員の知性を疑ったのである。
〇 かなり前、TVで司会の黒柳徹子さんが、年下の親密
同僚の使う上掲表現を訂正させてをられた。流石と感心
した記憶がある。
をはり
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