○ 日記 昭和53年5月16日 火曜日 はれ 二十四ど    (国立原療養所・小学3年・8歳)
       今日も しょうぎの、べんきょうは 六 七時間。しょうぎ世かいの 六月号と 
        しょうぎ世かいの、ふろくの しょだんにアタック の本を、見て べんきょうしました。
        明日で たぶんなら しょうぎ世かいの 六月号は おわりだと 思います。

○  入院中の聖は昭和50年秋、父伸一が買ってきた将棋盤と駒で将棋を知り、次第にのめり込んでいった。
   少年はいま、将棋という不思議なゲームと出会い、新しい翼(つばさ)を手にいれたのである。