昭和59年4月、森との約1年間に及ぶ共同生活を終え 村山は広島へ帰った。月に2度、新幹線で大阪へ通った。
昭和60年3月 地元の中学を卒業、同年8月に初段昇段を果たす。
 その年の暮、村山は大阪で一人暮らしをする決意をして、森の新しい住まい 大淀ハイツ から徒歩5分の場所に
アパートを借りた。それが 前田アパートだった。

 表通りから路地を入ったところにアパートの入り口がある。朝、ここで動けなくなり、
三谷工業の人に助けられて将棋会館まで行き、手合いに間に合った。
 彼は、後年 居を東京に移してからも このアパートを 終生借り続けた。

(補記) 小生(今川弥吉)が平成21年の晩秋訪れた時、隣家(写真の自転車がある家)の年配の奥さんと偶々出会った。そして、広島から聖のお母さんが時々来られた折、 色々世間話をしたことなど 一昔以上前のことを懐かしむように語ってくれた。