平成9年2月1日 第30回早指し選手権戦決勝、対田村康介四段。

 村山はこの年 新年早々、ある決意をしていた。東京からの撤退。大阪にも戻らない。故郷 広島に帰る。 前年秋より、血尿が出て体調を崩しがちで癌ではないかと危惧していたのだ。

 そしてこの棋戦のあと、2月5日にA級順位戦を戦い(勝った)、2月7日、1年半の月日を過ごした東京を去り、一人広島に帰った。